ライバル(Sho's PC Lifeより)
さて、私の間違っているパソコンの使い方は、何も私一人の責任では決してありません。
私が本来のパソコンの使用目的を大幅に誤るには、きっかけがありました。
「ライバルの出現」です。
当時私は、パソコンに対してあまりに知識に欠け、まるで赤子のようでした。
そのような状態の私に、「間違ったパソコンの使い方」を刷り込む人物が現れました。
後のライバルとなるto-Rです。
彼は、私に「クロックアップ」という言葉の意味を教えました。
「自作パソコン」と言う物について語りました。
右も左もわからない当時の私にとって、彼は神でした。
彼の言うことはすべてが正しく思え、パソコン=クロックアップ。パソコン使い=自作所持。
と、徐々に洗脳されていきました。
確かに、クロックアップという言葉を知ったのは雑誌でした。
それだけでは、私がここまで深みにはまることはなかったでしょう。
彼は常々、「パソコンを買ったまま使ってなんになる!チューンしてこそパソコンだ!!」
と、私に説きました。
方法を教えてくれるわけではありません。あくまで、「自分の結果」を私に自慢しました。
私は、尊敬する彼に追いつくべく、前の章で述べたようにネットで情報を仕入れ、
クロックアップに成功しました。
この時点で、すでに道を誤っていることにも気づかずに・・・
そして、もともと「改造」等には興味があったため、私は喜々としてその道を突き進んでいくことになります。
ここまでは、まだto-Rは神でした。「ライバル」とは恐れ多すぎてとても言えません。
やがて、私たちの関係に決定的な変化が訪れるときがやってきました。
「買い換え」です。
私がパソコンを買い換えた時に、性能で彼を上回ってしまったのです。
私は、神に対してとんでもないことをした事を恐れました。
と同時に、神を越えた優越感も相当なものでした。
彼はそのことを知るや否や、「俺も買い換える」と、私に宣言しました。おそらく私のパソコンに勝つために・・・
こうして私達の関係は、「ライバル」へと変わりました。
知識はいまだ全く及ばないのですが・・・
私は、元来「負けず嫌い」です。
1度手にした地位は簡単には明け渡すことは許されません。
to-Rの「買い換え宣言」を挑戦状と受け取った私は、「彼を引き離しておく必要がある」
と感じました。
ライバルの出現によって、私はまたお金を注ぎ込む事になります。









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