2000年12月 3日 この記事は2074文字です

FMV SII 165 でもここまでやれる(Sho's PC Lifeより)



もはや、時代に何一つついて行っていないと思われたFMV SII165。
うまく丸め込んで、友人に買い取ってもらったのはいいのですが、
その友人のことは、いつも気がかりでした。
私はもともと人がいいと自負しておりますが、今回、その友人から、
「パソコン壊れたよ」との連絡に、ひどく心を痛めました。

「私が処分がてらに譲ったばっかりに・・・」

いくら安く譲ったとはいえ(すべて込みの5万円)、譲って一年も経たないうちに壊れたのでは、
私の人格が疑われかねません。
私は、「何とかして使えるように修理しなくては・・・」と思いました。

友人によると、壊れたのは、使っている途中でフリーズしたため、
頭に来て電源を切ってから(しかも、何回も)、だそうです。

「これは、私の責任(古いパソコンを譲ったから)ではない!」
そう確信した私は、修理してやることにいかほどの価値も見いだせなくなってきましたが、
「善人」であるが故、修理はしてあげることにしました。

修理すると決めたのは良かったのですが、
今の時代。4万円台でSII165より遙かにいいパソコンが買えます。
修理代は極力抑えなくては意味がありません。

友人の証言から察して、ハードディスクの故障であることは、ほぼ間違いなさそうです。
ハードディスクなら、15GBで現在1万円程度。
これなら、修理する(交換する)方が、新機種購入よりお得感があります。
私は、仕事が休みの日に友人を呼び、ハードディスクを買いに行くことにしました。

さて、ハードディスクですが、現在はあまり問題にならない「過去の問題」のなかに、
「8.4GBの壁」というのがあります。
昔のパソコンは、マザーボード(チップセットやBIOS)の関係で、8.4GB以上の
ハードディスクは、認識できなかったのです。
(それより以前にも、2.1GBの壁などありましたが、省略します)
つまり、どんなに容量の大きいハードディスクを買ったとしても、
その中の8.4GB分しか使えないのです。
SII165もその壁を持つ悲しい機種でした。

しかし、その壁を飛び越える方法が無いことはありません。
SCSI接続、ULTRA ATAインターフェースボードを使った接続、などです。
壁を考え、容量の小さいハードディスクを買うのもいいのですが、
市場の原理で、需要の少ない「小さなハードディスク」は、割高です。
SCSI接続は、これまた「SCSIハードディスク」が高い、ということもあり、
お買い得感がありません。
私は、友人との相談の結果、「ULTRA ATAインターフェースボードによる接続」で、
壁を乗り越えつつ、転送速度の速い環境もゲットする作戦に出ることにしました。

ULTRA ATAとは、簡単にいえば、「より速く」データをハードディスクからやりとり出来る
技術で、その速さにより「33」「66」「100」などと名前が付いています。
ちなみに単位はメガバイト/秒。
33なら、一秒間に33メガバイトのデータが転送できる、ということになります。
ハードディスクとマザーボード(チップセット)の双方が対応していないといけません。

ULTRA ATAインターフェースボードは、
このインターフェースボードにより、マザーボードが対応していなくても、
その性能が享受できることになる、という優れたボードです。
ちなみに、ハードディスクは、そのほとんどが一番速い規格にすぐ対応するため、
よほど古いモデルでない限り、あまり考えなくてもかまいません。

さて、インターフェースボードを買うときに、最初の難関が訪れました。
どうやら我がSII165は、PCIのバージョンも古いため、66モードのボードは使えない事が判明。
そのボードすら、すでに時代遅れのため、品薄で結構高い事も判明・・・
以前は4~5千円だったはずなのに・・・
何とか33モードのボードなら対応していますが、およそ8000円というかなり高い金額。
幸い、ハードディスクの方は、8000程度で15GBのものを見つけることが出来たので、
友人との相談の結果、その「33ボード」と15GBのハードディスクで行くことにしました。

家に帰るまでの間、友人が「これで、速くなるの?凄いの?」等、数々の質問を浴びせてきましたが、
そんなこと、私にわかるはずがありません。
何となくそんな気がするのと、気休めの意味を込めて、「当たり前やない(博多弁)!」と
答えていましたが、正直不安でした。

そんな二人と新しいパーツを乗せた車は、徐々に家に近づいていました。


※お詫び※

FMV SII165でもここまでやれる」の後編を書く予定でしたが、
当時がどんな状況だったかさっぱり思い出せません(笑)。
よって、後編のアップはできなくなりました。
ごめんなさい。もっと早くに後編を仕上げておくべきでした・・・
                       2001.7/13 sho1

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