チョイス(Sho's PC Lifeより)
PCを自作する時に、必ず迫られるのが「パーツの選択」です。
予算が十分にあるお金持ちの方だとしても、不要なものまでは買いたくないはずです。
私のパソコンは、前回のグフィックカード購入でバランスが悪くなっていましたし、
ソフト的にも「推奨スペック」を満たすことのできないものが現れ始め、
そろそろ大型アップグレードを・・・ということにしました。
いつものように、「何かのパーツだけ」というのなら、そこまで苦労はしないのですが、
今回は、今後の時代を生き抜いていくための抜本的な改革をする予定です。
そう・・・それこそ、もう一台パソコンを・・・並の改革です。
考えたところ、今まで使っていたパーツでこれからも使えそうなものは、
ハードディスクを含むドライブ類のみ。それとケース及び電源くらいです。
システム自体を新しい世代にするために、マザーボードも交換するのですが、
そうすることによって必然的に変えなければならないものがあります。
CPUとメモリです。
私のパソコンは、すでに何世代も昔のシステム・・・
今までのものは、「規格の違い」により、使えないのです。
パソコンの世界は日進月歩・・・しかも規格もすぐに変わってしまいます。
そういったことから、今回マザーボードを交換した場合、
この3点を同時に購入しなければ新しいシステムは動かないのです。
当然の事ですが、今回の予算もたかがしれてます。「この値段でパソコンを一新するのはやめれば?」
と言われかねない程の金額しか用意できていません。
その予算におけるベストチョイスを目指し、パーツの選定に入りました。
まず、マザーボード・・・
ロボットで例えるなら胴体部分ですね。これを選択し間違えると、どんなにいい頭(CPU&メモリ)を乗せたとしても
なんの働きもできません。
前回、「パソコン職人」の時、CPUから選んでるじゃない・・・とつっこまれそうですが、
あの時と決定的に違う要素があるのです。
それは・・・CPUはPentium 4 に決めている、という事です。それと、予算の問題・・・
胴体部分さえしっかりしたものにしておけば、頭はある程度自由に変えれます。
が、その逆は結構難しいのです。
お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、それはOS(私の場合はWindows)との関係に他なりません。
CPUの載せ替えにはOSの再インストールは不必要なのですが、
マザーボード(正確に言うと、その中のチップセットと言われるもの)を交換するときには、
ほぼ確実にOSの再インストールを必用とするのです。
OSの再インストールには、莫大な手間と時間がかかるため、頻繁に行いたい作業ではありません。
そういったことから、長く使えるマザーボードこそが、限られた予算の中で一番重要なパーツなのです。
今現時点で一番価格と性能のバランスがいいと思われるチップセットは、intel 865と言われるものだという
結論に達した私は、そのチップセットを搭載するマザーボードの中から、
ASUS P4P800を選びました。
次こそCPU・・・のはずですが、今度はメモリです。
理由はやはり予算・・・
最後に、余ったお金をすべてCPUに回すのが今回の作戦なのです。
そういう理由もあり、また総予算が絶対的に少ないことも大きな理由として、
メモリ選びも慎重にしなければなりません。
現在の主流は、なんと言ってもDDR-SDRAMです。当然今回のマザーボードも
そのメモリをサポートしています。価格が下がってきているとはいえ、
搭載量も最近は多く積むことができますので、「どの速さのメモリをどのくらいの量積むのか」
というのは、非常に重要なところです。
私の使用環境ならば、4GBなどという大変なサイズのメモリは必要ありませんし、予算もありません。
最低ラインはおそらく256MB辺りでしょう。
しかし、256MBではちょっとぎりぎりの量過ぎますし、コストパフォーマンスもかなり悪いです。
少しの余裕を持って、512MB(256MBX2)にすることにしました。
X2にした理由は今回は省きますが、簡単に言うと「速く動かすため」です。
あと、メモリの持つ、速さに対する追従度合は、現時点で最高の3.2GB/sの転送量を持つもの(通常はDDR400と呼びます)
を購入しました。これで最新CPUにも対応できます。
さて・・・最後になったのが頭脳であるCPUです。
今回の題「チョイス」のメインと言えるところです。
この選択は正直悩みました。残された予算と買えるものが一致するCPUが2種類・・・
現在、同じPentium 4 でも大きく分けると2つの種類が存在します。
ハイパースレッドという技術に対応したものとそうでないもの・・・
ハイパースレッドというのは、一つしかないCPUをあたかも2つあるように見せかけることで並列作業ができるようにし、
処理能力を高めようという技術です。
さすがに新しい技術なだけあって、同じクラスの普通のPentium 4 より値段が高いです。
ですが、その技術はソフト側でも対応している必用があるため、今はまだそれを目的に選択するほどの価値はありません。
もう一つの要素、FSBが重要なのです。これまでのPentium 4 だと、主流は533MHz。
しかし、新しいものは800MHzなのです。これまた詳細は省きますが、当然この数値が高い方が有利です。
そして、私の購入したマザーボードは、この新CPUに対応したものだということも頭を悩ませる要因でした。
・・・かなりの時間悩みました。出せる値段は決まっている・・・選択肢はFSB 533MHzの2.66GHzのCPUとFSB
800MHzの2.4CGHzです。
その時の私の頭の中での高スペックPCとは、2.5GHz以上でした。それが悩む原因でもあります。
高スペックPCの仲間入りには2.66GHzの数字が魅力的・・・しかしFSB 800MHzの2.4GHzにもかなり惹かれます。
おそらくパフォーマンス的な差はないでしょう・・・
さんざん悩んだあげく、私がチョイスしたのは「旧Pentium 4」の2.66GHzでした・・・
決め手は、やはり「高スペックPC」への憧れ・・・(あくまで自分の中での基準ですが)
決して安くはない買い物です。本当に悩んだ末の決断でした。
この時の選択が、再びto_R氏に負けることになるだろうとは、夢にも思わず・・・
その後、満を持してto_R氏もPCを一新。再びライバルとしての対決が訪れました。
そこで初めて気づかされたのです。
「私の選択は間違っていた・・・」と。
to_R氏の選択は、私が悩んだ末に切り捨てた2.4CGHz。
実クロックでの計測は、私の方に分があるはずです・・・
しかし、私は肝心なことを忘れていたのです。
そう、オーバークロックです・・・
もともと新コアであるため、能力に余裕があるのは容易に想像できます。しかもFSBは800MHz。
効果はてきめんでしょう・・・
私の選択時の誤りとなった原因は、オーバークロック耐性を全く考慮していなかったことです。
今回、to_R氏に勝ちを譲る結果となったことが、次回の買い物に生きるよう、「教訓」とした出来事でした。









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